ユーロズロチ戦略に光はあるのか?

相関を利用したFX投資戦略の一つにユーロズロチサヤ取り手法というものがあります。

当サイトではユーロ円とポーランドズロチ円の相関データを取得していない為あまり適当なことは書けませんが、ユーロ円とポーランドズロチ円の相関指数は直近1年間でおよそ0.96と極めて高い数値です。

これを利用してユーロ円ショート(売)ポーランドズロチ円ロング(買)と逆向きの注文をすることで為替損益を抑制してスワップ金利を稼ぐ手法です。

もちろんユーロ円とポーランドズロチ円のレートが違うので、2つの通貨の価値を揃える必要がありますね。

4/6現在のユーロ円のレートは118.03円、ポーランドズロチ円は25.83円

ユーロ円をポーランドズロチ円で割ると118.03/25.83=4.57

つまりユーロ円1(売):ポーランドズロチ円4.57(買)となります。

この注文比率により為替損益は抑制され、またスワップについてはユーロ円を売るとプラススワップ、ポーランドズロチ円を買うとこちらもプラススワップとなり毎日スワップが美味しく受け取ることができる戦略でした。

ところがコロナショックにより各通貨の強弱がより鮮明になり弱い通貨は売られ続ける日々となりました。

ユーロポーランド戦略の大本であるユーロ/ポーランドのチャートを確認してみましょう。

これはユーロ/ポーランドの週足チャートです。

ここ5年程では高値でも4.5を超えることはありませんでしたが、この数週間の間に急騰し4.6にタッチした後に少し調整しています。

この急騰により、ユーロ円とポーランドズロチ円に大きな弊害が発生しました。

もともとこのユーロズロチ戦略を行っていた多くの人は、ユーロ/ポーランドのレートが4.3になる頃合いを見計らってユーロ円をショート(売)、ポーランドズロチ円ロング(買)で注文しています。

今更当たり前のお話しますが、ポーランドズロチ円は合成通貨であり、そのレートはユーロ円をユーロ/ポーランドで割ることによって算出されています。

118.03/4.56=25.88

ですからユーロ/ポーランドのレートが急騰することにより割る値が大きくなり、結果ポーランドズロチ円は急落します。

もちろんユーロ円も今回のコロナショックで急落はしていますが、それよりもユーロ/ポーランドのレートが急騰してしまいました。

当然ユーロ/ポーランドのレートを4.3あたりでユーロ円ショート(売)・ポーランドズロチ円ロング(買)していた場合は、ポーランドズロチ円の損失が拡大しております。

本来の想定では相関が機能してユーロ円ショート(売)による利益でポーランドズロチ円の損失を相殺するはずでした。

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